
マイコミジャーナル
Crusoeプロセッサー、懐かしいですね。
1世代前のUMPCブームの火付け役とも言えるCPUでした。
その頃のCPUはCPUの性能(クロック)が上がるにつれて消費電力も同時に増加していました。
Athlonなんかは焼き鳥とか言われていましたねぇ…
そんな中、性能は重視せず、ただ低消費電力にこだわったCPUがCrusoeです。CPUの値段も高すぎず、当時20万超えが当たり前だったUMPCが15万円位で買えました。今のネットブックの現状を見ると高く感じますが、それでも値段は安かったんです。
そんなありがた~いCPUにも思えるCrusoeですが、世間の評判はあまり良い物ではなく。もう1にもっさり、2にもっさり、3にもっさりといっても間違いではないレベルでした。
2回目以降の起動はまぁまぁのスピードが出たんですけどね
もっさりの原因であったx86命令をエミュレートするソフトウェア"CMS"も、アップデートして性能が改善できる点が特徴でしたが、結局HPのタブレットPC用に1度公開されただけで終了。もっさりCPUは最後までもっさりでした…
マルチメディアにもCrusoeは弱かった印象があります。なんせMMXまでしか対応していませんでしたし、AGPすら非対応でした。
ちょうどその後、この市場にIntelが目をつけ、超低電圧版Pentium3、そしてPentiumMとリリースした為、一気にCrusoeは劣勢になってしまいました。
VAIO U101がCrusoeからbaniasセレになった時点で先は見えていたのかもしれません。
負けっ放しだったTransmetaですが、新型CPU、Efficeonを発表。日本ではIntel嫌いで有名なSHARPのPCのみで提供されていたと思います。
当時はチップセットにnVidiaのnForce3 Go 120がリリースされる予定でしたが、結局ポシャってしまいました。
Efficeonでは、CMSも改善されており、SSEも搭載。もっさり感も殆ど無くなりました。
Efficeonについてはこの記事が詳しい
しかし、時既に遅しで、MURAMASAと同時にフェードアウト。私は運が良いのか悪いのかMURAMASA MP50を購入。Efficeon+RADEON7500の組み合わせで、ちょっとしたゲームには十分対応できました。多分B5ファイルサイズ初のFF11認定PCだったと思います。今でもネットブックと良い勝負が出来る性能なんですよね。
なかなかユニークなメーカーでしたが、遂にブランドが無くなってしまうとなると少し悲しいですね。